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by so-y-gogo
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SISTERS感想(ネタバレ有り) & いろいろと・・・

先週は木曜日にパルコ劇場へ「SISTERS」を観に行ってきたので、
その感想を週末にでもアップしたいな~と思っていた矢先、
金曜日の出勤直前に義母から
「月曜日の夜に泊めてほしいんだけど」と電話が・・・。

え~~~??????

嫌です、なんて言えないじゃん・・・。

と言うことで、土日は掃除三昧(ツケを溜めたのは私だから仕方ない)、
機嫌の良い夫が手伝ってくれたけど、
必要以上に感謝の言葉をかけないとスグに不機嫌になるので面倒くさい・・・(汗)

月曜日は仕事だったので、急いで帰宅し、
夕飯を作り、布団を揃え、あたふたあたふた・・・・・

火曜日、予定よりも早く帰ってくれました(居づらかった?)。
帰った途端に花男を観に行き気分転換しました・・・。

で、昨日は、録画の整理を・・・やっと公開日までたどり着きました。
このあと、まだ、舞台挨拶、CMなどのWSが残ってます。
早くやらないと次々と溜まっていくのよね・・・・。

**************************************
SISTERS
(パルコ劇場では8月3日まで、
そのあと、新潟、北九州、大阪で公演予定)

作・演出 長塚圭史
出演 松たか子 鈴木 杏 田中哲司 
中村まこと 梅沢昌代 吉田鋼太郎


松さん、剛太郎さん、ともに、
私が観るのは2回目でしたが、
御二人とも、(期待どおりに)とってもステキでした。

◆あらすじ(サイトより引用)

舞台は・・・ある寂れたホテル。
このホテルの女主人でありレストランを切り盛りしていた操子が数ヶ月前に亡くなった。
今は彼女の夫であり、このホテルのシェフである三田村優治(中村まこと)がホテルを経営している。
しかし、操子の死後、客は遠のき、優治の料理の評判もいまひとつ。
そこで優治と従業員の稔子(梅沢昌代)は、優治の従兄弟で、東京のビストロでシェフをしている尾崎信助(田中哲司)にレストランの新メニューを作ってもらうよう依頼した。
新婚である信助は、妻の馨(松たか子)と共にこのホテルにやって来る。
このホテルの一室には10年ほど前から、操子の兄であり小説家の神城礼二(吉田鋼太郎)が娘・美鳥(鈴木杏)と共にひっそりと暮らしていた。
美鳥が馨に近づいてくことにより、馨の隠された過去がじわじわと忍び寄ってくる。

父と娘、夫と妻、姉と妹……、
女と女。


今後の公演もあるので具体的な詳細には触れないようにしてますが、
以下、ネタバレも含まれますのでご注意くださいね。




舞台はホテルの1室のみですが、
その部屋が、登場人物によって馨と信助の部屋になったり、
神城親子の部屋になったり、
その4人が同時に登場しているときは、
別室に居るように振舞ったり。
それが不自然に感じられることもなく
同じ場所で別空間が展開していくさまは
とても印象的でした。
いつ、どうやって皆が真相を知ってしまうのだろうかと
とってもハラハラしました。

松さんはドラマでは「おおげさ」に見える時もありますが、
声もよく通るし、舞台女優向きなのですね。
(ラ・マンチャの男 での 歌も素晴らしかったです。)
先月買った ぴあ で特集されていた100の質問の回答が
とても面白かったです。
すごくサバサバしているのに、
上品な「育ちの良さ」もあり。
「蜷川さんは松さんにとってどんな人?」という質問に対し、
「うるさいジジィですね、やたら元気な(笑)
常に、高いところを要求してくれる演出家です。」
なんて。
旬くん、横田さん、もそうですが、
蜷川さんは多くの役者さん達と相思相愛ですよね。

鈴木杏ちゃんは快活で若々しい娘役がピッタリで、
シーンによって着替える
赤、青、緑の原色のワンピースが似合ってました。
存在感が無いと負けてしまいそうな鮮やかな色でしたが、バッチリでした!
若い頃のキットカット(だったかな?)のCMや
「Stand Up!」のチエちゃんのイメージが強かったのですが、
テレビで見ないうちに大人の女性になったんだな~と・・。

剛太郎さんは…実の娘と関係を持つ童話作家なのですが、
通常ありえないだろう役柄を、いやらしさもなく、
優しすぎずに演じているところは、やっぱりスゴイなと思いました。
重すぎず、軽すぎず、うまく表現できませんが・・・。

窓辺に日の光が差し込む(ような照明)朝のシーンでは
鳥のさえずりも聞こえてきました。
そして、ラストのシーンで、
聞きなれない音が聞こえてきて・・・。
よく見ると床が水浸しになっていました。
それが、どんどん増えていくのです。
・・・水深20センチくらいはあったでしょうか??
照明が水面にあたり、その影が壁一面にユラユラと映し出され、
クライマックスの剛太郎さんと松さんが怒鳴り合う姿と、
相反するとても幻想的な演出でした。
プレリザで3列目のお席が取れたので、
芝居も観なきゃ、でも、水が増えていくのも気になるし!と、
キョロキョロしてしまいました・・・。

剛太郎さんの、あの渋い声での罵声は迫力があり、
「怖い!」と私までビクビクしてしまいました(笑)
松さんは怯むことなく言い返していましたが、
剛太郎さんに負けない勢いと迫力でしたよ~。
生半可な女優さんでは対抗できませんね・・・。

そして、死をイメージさせる赤い彼岸花が次々と流れてきて、
水面を埋め尽くしていきました。

近親相姦というかなり重い「家族」の関わりがテーマだったのですが、
演者たちの、それを重く感じさせない力量があったかな?と思いながら、
見終わったときの「見せられたな~」という充実感はズシリと感じました。
花男Fの「ありえないっつーの」とは全く違う「ありえない世界」は
ANN明けの眠さも吹き飛ぶ衝撃でした。

家族であることをも超えてしまった愛。
現実には無い(少ない)のかもしれませんし、
許されないことなのでしょうけれど、
色々な愛の形があるんだな…と、考えてしまいました。


なんて感じでしょうか???
時系列が前後している部分もありますが、
長塚さんってこういう演出をするんだな~と面白く感じた部分が多く、
他の作品も観てみたくなりました!

そして、
観劇前の旬友さんとのランチ、楽しかったです♪
ふだん、あんなに「旬くんは・・・」なんて口にしませんからね(笑)
またお会いしていろいろお話しましょうね~~。

気付いたら旬くんネタがなかったので、
SISTERS感想(ネタバレ有り) & いろいろと・・・_c0137156_91142.jpg

F4JET で香港へ向かう類・・・
どうやってティアラを取り戻すか画策している表情かな・・・。
この機内での類も大好きです♪
ふふふ。このあと、機内を移動して「イタイ・・・」ですね(笑)
しかし、花男1、2と見比べると、
類ったら、ずいぶんとガッチリした体になって・・・。
こんな小さな画像でも厚みがわかるような気がしますね。
いつ、どうやって、あの類が鍛えたのでしょう(笑)
自宅のジムで加圧かしら?
by so-y-gogo | 2008-07-17 09:02 | そのほか